データヘルス計画
データヘルス計画とは,政府が掲げる「日本再興戦略」を受け、平成26年3月に保健事業指針の一部が改正され、同指針に基づき、すべての健康保険組合は、医療費の削減を図るため、健康・医療情報を活用したPDCAサイクル(下図参照)に沿った効果的かつ効率的な保健事業を展開するとともに、保健事業の実施計画(データヘルス計画)を策定することとされたものです。
そのため、国家公務員共済組合では、全府省統一規格のシステム(レセプト管理・分析システム)を使用する前提で同計画の策定・実施に向けた手続を進め、平成29年度から本格的にその運用を開始しています。
データヘルス計画を実施する背景として、健康診断等のデータをすべての保険者が同一のフォーマットで保有可能となることに加え、レセプト(件数ベース)の電子化が9割を超えている状況にある中、標準化された各種データを有効に活用することで、保健事業を行う上で様々な視点から瞬時に情報分析することが可能となることが期待されています。
刑務共済組合の予防・健康づくりの取組状況や健康状況等を可視化した健康スコアリングレポートはこちらからダウンロードいただけます。共済組合と連携した予防・健康づくりの取組のさらなる推進にご活用ください。